LoadMaster クラスタリングで容量スケーリングをシンプルにし、オーバープロビジョニングを回避
クラスタリングを使用してアプリケーション配信インフラストラクチャをスケールアウトすると、増大するワークロードや予測不可能なワークロードにも対処することができます。容量を過剰にプロビジョニングしなくても、需要が増大すればそれに応じて動的に拡張されるので、常に適切なサイズで運用できます。クラスタリングを構成するアプライアンスが故障しても、残ったアプライアンス群がサービスを継続できるので高いレジリエンスが確保できます。
LoadMaster クラスタリングは、複数の LoadMaster アプライアンスを集約して、1つのアプリケーション配信エンティティに結合します。実行中のサービスに影響を与えることなく、アプリケーション配信の需要拡大に柔軟に対応できるので、クラスタリングはサービスの稼働時間を最大化するための理想的なソリューションになります。
LoadMaster クラスタリングは、ほとんどの LoadMaster ハードウェアとハイパーバイザープラットフォームで使用できます。クラスタリングは、パブリッククラウド環境では使用できません。クラスターメンバーが同じモデルであることと、クラスターが最小でも4メンバーでデプロイされることが要件です。クラスタリングは、LoadMaster ファームウェア 7.1-32a 以降の標準機能として含まれています。
LoadMaster クラスタリング機能の説明 (英語ドキュメント)
Kemp LoadMaster は、動的ワークロードをサポートするためのアプローチとして、クラスタリングによるスケールアウトと、高性能プラットフォームへのスケールアウトを提供します。